7月に観た映画12本を仕分けてみる


 僕が2010年7月に劇場で観た映画を<仕分け>て、〔何となく〕並べた。試写で観た作品は、まだ公開していないものは除いて、逆に以前試写で観て7月公開された映画を加えた。それぞれの作品の自分のTwitterのリンクも貼ってみた。それと今月は海外旅行の際、飛行機内で映画を観まくったのでそれも加えた(公開前の作品を除く)。なので7.とか11.は現在劇場では公開していない作品。
1.『インセプション』〜先行上映のIMAXでまず観て、オランダの普通のシネコンでオランダ字幕版を観た。世界マーケットで、動員と作家性のバランスがもっともホットな監督は、やはりノーランであることを知らしめたとんでもない作品。デカプもケンさんもサマーのヘタレ・トムもジュノも皆素晴らしいアクトだ。この映画に唯一文句を言うとしたらデカプの妻役・マリオン・コティヤールか。悪くない女優だが、今回の役どころを演じきるにはいろいろ足りないような気がする。【観た時のつぶやき
2.『トイ・ストーリー3』〜XpanD方式3D字幕版と、IMAX3D日本語吹き替え版で観た。もう完璧過ぎて畏れを感じる。経験と集合知によるマスプロダクト&マーケティングされた完璧なコンテンツ。多くの地球人エモーショナルの管理方法は実はもうピクサーはマニュアル化してるんじゃないか… 【観た時のつぶやき
3.『さんかく』〜それぞれのズレたフェティズムがジャンケンのように巡って、さんにんが穏やかにそれなりに気に入っていた<居場所>をダメにしてゆく物語。監督の程良いヘンタイ性とさんかくをなす3人のキャスティングがまずすばらしい。【観た時のつぶやき
4.『ザ・ロード』〜理由は語られないが天災によって文明が崩壊された世界での、残された父と息子の行ないはキリスト教的世界観に基づく、とても静謐な佳作。【観た時のつぶやき
5.『ザ・ウォーカー』〜日本では公開時期とタイトルが似てる上、世界観も類似しているので、上記の映画と混同しがちだが、こちらはアクションとオチがちゃんとあるw【観た時のつぶやき
6.『プレデターズ』〜シリーズのファンなので期待満々で臨んだのだけど…プレデター<ズ>なので、ヤツラがもっとワラワラ出てくると思ってたw【観た時のつぶやき
7.『バレンタインデー』〜ヒコーキの中で観た。こうゆう群像劇って実は嫌いではないでど、やはりちょっとアザと過ぎか。【観た時のつぶやき
8.『バウンティー・ハンター』〜これを機に主演のふたりがおつき合いを始めたそうなので、よかったですね!的映画。【観た時のつぶやき
9.『シュアリー・サムデー』〜随分前に試写で観た。思いっきりハードルを下げて半笑いで観たのだが、壊滅的には悪くはなかった。少なくともOD3よりは数段上の制作者の映画愛を感じた。【観た時のつぶやき
10.『踊る大捜査線 THE MOVIE3 やつらを解放せよ!』〜僕らの映画を観る眼も肥えて来たと信じたい。【観た時のつぶやき
11.『ダーリンは外国人』〜ヒコーキで間違って観てしまった。真央は好かんです。実際ヤなヤツで好かんです。【観た時のつぶやき
12.『昆虫物語 みつばちハッチ〜勇気のメロディ〜』〜薫堂さん、TVの世界に戻りなさい。もう「おくりびと」の神通力は通じませんよ、ホント。【観た時のつぶやき

というわけで、今のところ2010年のスクリーンでの映画鑑賞は合計109本。