9月に観た映画12本を仕分けてみる

 何となく、これだけはブログを続けているので、今月も書きます。
 僕が2010年9月に劇場で観た映画を<仕分け>ランキング。試写で観た作品は、まだ公開していないものは除いて、逆に以前試写で観て9月公開された映画を加えた。それぞれの作品の自分のTwitterのリンクも貼ってみた。

1.『オカンの嫁入り』〜予告編でストーリー全部見た気になっていたが、宮崎あおいを観るためにとりあえず観たら傑作だった!電車に乗ることができないあおいちゃん、演技完璧…そう、ああなんだよ実際。その描写も秀逸。 【観た時のつぶやき
2.『精神』〜物語が欠如すると、人はそれを繕い始める。その物語があまりに自分と親和性があり過ぎて、もしくはつら過ぎて、<声>や<モノ>は実体化する。みんな、そうなんだ。みんなそうなんだ… 【観た時のつぶやき
3.『ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』〜2より3の方が好きだけど、1の方が鮮烈。 【観た時のつぶやき
4.『小さな村の小さなダンサー』〜原題の<マオのダンサー>の方が邦題もよかったような。実話を元にした中国大河ドラマとしてそれなりに感動的だが、よく考えると??の部分も結構あるかもしれない。 【観た時のつぶやき
5.『ミレニアム2 火と戯れる女』〜シリーズ3作の中ではジャンクション、SWの「帝国の逆襲」として正しい映画だ。悪くない。 【観た時のつぶやき
6.『彼女が消えた浜辺』〜イランの普通の家庭のミステリという前宣伝に期待し過ぎたきらいはあるかもしれない。でも、じっくりと撮られたサスペンスフィルムだと思う。 【観た時のつぶやき
7.『バイオハザードIV アフターライフ 3D』〜バイオというゲームは大好きで、それまでの映画シリーズもそれなりに観てきた。んで、3Dネイティブの撮影をしているというのに、かなり期待したのだが。ポール・トーマス・アンダーソン(ダメな方)の肩書き取れずw 今更マトリックスみせられても、ねえ。 【観た時のつぶやき
8.『トイレット』〜ひとつはっきりしたことがある。僕は小林聡美は嫌いではない。そして、荻上直子の映画とは、どうしても相性が悪い。えーーー、いろいろあるけど、観ていていらいらするのだ、本当に。 【観た時のつぶやき
9.『恋愛戯曲〜私と恋におちてください。〜』〜舞台で<階層>を生で楽しんだ方がいいコンテンツでしょ、やはり。鴻上尚史には映画よりも、もっともっと戯曲を書いて演出してほしいと切に思う。 【観た時のつぶやき
10.『BECK』〜どんなに原作者の意向があろうと、映画という総合的なコンテンツに真摯向き合わない監督、製作委員会は、自分達が何をしてしまったのかをもう一度ちゃんと考えるべきだ。リンクのつぶやきは、映画会社によって演出内容に関して一切箝口令が引かれていた当時のつぶやきです。 【観た時のつぶやき
11.『恋するナポリタン〜世界で一番おいしい愛され方〜』〜マキダイはちゃんと身の振り方を考えた方がいいと思うよ。ほんと。 【観た時のつぶやき
番外:『アラビアのロレンス』〜誰もが言うことだが、大きなスクリーンでインターミッションをもって観るべき大作。あの広大な砂漠はデザインされていたものだなんてにわかに信じられない。 【観た時のつぶやき

というわけで、今のところ2010年のスクリーンでの映画鑑賞は合計137本。