10月に観た映画14本を仕分けてみる


 14本カウントしているが、実際半分くらいは以前に試写で観た映画なので、10月は実感として<映画観た感>はあまりない月となった。でも、その分(?)いい映画も多かった。そのためだけに(あと、カレー食べにw)大阪に日帰りした、天保山のフルサイズのIMAXシアターで観た『HUBBLE 3D』は何ものにも換えがたい体験だったし、上位に挙げている作品はどれも個性的で素晴らしい映画だった。忙しくもあったのだが、何より、当たり屋的に鑑賞した映画は1本もなかったことは、僕にしては珍しいかもしれないw

1.『ヘヴンズストーリー』〜この長尺でしか語れなかった物語に圧倒された。実際の悲劇をベースにしているというが、瀬々監督はそれを遥かに凌駕した地平に我々を誘う。 【観た時のつぶやき
2.『十三人の刺客』〜エンタテインメント映画として今年最高作のひとつ!十二分にリメイクした天願大介の脚本がまずスゴイ!それを(あまりフザケズ)撮り切った三池崇監督がエライ!あと、ゴローちゃんもw 【観た時のつぶやき
3.『エクスペンダブルズ』〜試写で2回観てるw こんな映画が作られる日が来ることをこっそり中学生だった自分に教えて上げたいと本気で思ったヨ。【観た時のつぶやき
4.『ガフールの伝説』〜ザック節としては「300」より僕は好きなくらい。惜しむらくは、3Dでもう一回観る時間が作れなかったことorz【観た時のつぶやき
5.『シングルマン』〜貫かれた美意識はそのカテゴリーをも超越することを知らしめた一作。 【観た時のつぶやき
6.『ベンダ・ビリリ!〜もう一つのキンシャサの奇跡』〜キセキというコトバはこの映画の場合、決して安売りの言葉ではない。本当に奇跡の織り成す音楽をみせてくれる作品。 【観た時のつぶやき
7.『悪人』〜嫌いな作品ではないのだが、本当の<悪人>は描けてはいなかったと思う。特に、『ヘヴンズストーリー』を観たあとでは…【観た時のつぶやき
8.『スープ・オペラ』〜心温まるファンタジーだが、それ以上ではなかったかも。 【観た時のつぶやき
9.『乱暴と待機』〜美波の演じるムカ女は良かった。浅野くんを僕らは消費し過ぎなのかもしれない。 【観た時のつぶやき
10.『ヌードの夜 / 愛は惜しみなく奪う』〜前作『ヌードの夜』や『GONIN』には間違いなく僕はハマった。ずいぶん時間が経ち、僕は石井隆に附いて行くには、いささかロマンチストになり過ぎたのかもしれない…いや、逆かな…。 【観た時のつぶやき
11.『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』〜もはや基礎教養としてのガンダム、である。00のTVシリーズも楽しんだ。だから完結篇たるこの映画も観に行った。TVシリーズを踏みにじったものだった。ストーリーは星野之宜みたいで悪くなかったのだが、ガンダム00では決してない。 【観た時のつぶやき
12.『遠距離恋愛 彼女の決断』〜中途半端に遅いラブコメ、でした。 【観た時のつぶやき

番外:『HUBBLE 3D-ハッブル宇宙望遠鏡-』〜修理にIMAXカメラを持って臨むという、NASAの徹底した記録主義に呆れ、感動する。3月に日本にはフルサイズのIMAXがなくなることが寂しい… 【観た時のつぶやき
   『ゴッホ:天才の絵筆』〜今年の7月にアムステルダムに遊びに行ったので、なかなか興味深かった。いや、ゴッホ美術館は長蛇の列で入らなかったのだけど…w 【観た時のつぶやき

というわけで、今のところ2010年のスクリーンでの映画鑑賞は合計143本。