12月に観た映画10本を仕分けてみる


 1年間、何となく、これだけはブログを続けた「映画仕分け」シリーズ。今月が最終回ということで。

 僕が2010年12月に劇場で観た映画を<仕分け>ランキング。試写で観た作品は、まだ公開していないものは除いて、逆に以前試写や外国で観て12月公開された映画を加えた。それぞれの作品の自分のTwitterのリンクも貼ってみた。

1.『海炭市叙景』〜<グランドホテル方式>の物語は昔から好きなのだが、この映画でのそれぞれの物語がひととき交差するシーンは、あまりにも切なく心に残るものとなった。原作を買ったので、正月に読んでみる予定。【観た時のつぶやき
2.『キック・アス』〜ヘタレ・アクションものの傑作として語り継がれるべき快作!<アクションに体当たりで挑戦>とか宣う女優ども、クロエ・モレッツのヒットガールを見習うべし。【観た時のつぶやき
3.『ゲゲゲの女房』〜朝の連ドラは実はまったく観ていないのだが、評判の高さに急遽遅れて観たのだが、素晴らしい。製作費の使い方とアイデア出し、そしてそれにベストの演出と撮影。鈴木卓爾監督はこれからも注目したい。【観た時のつぶやき
4.『スプリング・フィーバー』〜中国・南京の今を舞台とした、ひとりのゲイに翻弄される男と女の物語という斬新さ。でも、彼らの表情はいつも晴れない。だから、みな踊り続けるのかもしれない…【観た時のつぶやき
5.『人生万歳!』〜NY、W・アレン、ラリー・デイヴィッド、コメディ…と僕の大好物てんこ盛り。おとなのファンタジーでもあるから、ご都合主義とディスってはいけませんよw【観た時のつぶやき
6.『シュレック フォーエバー3D』〜夏にオランダで観たので、英語版(オランダ語字幕)だったので、浜ちゃん・紀香の洗礼は受けずに済んだのが良かったかもw【観た時のつぶやき
7.『ノルウェイの森』〜こんな順番に並べているけど、今年いちばん、下準備をして真剣に観て、真摯に考え、自分の中の評価も乱高下した作品であることは間違いない。年明けてもう一度観に行くかもしれないw【観た時のつぶやき
8.『武士の家計簿』〜夏に試写で観たのであまりちゃんと覚えていないのだが、映画の構成がネタバレというか、回想形式にしていることで、物語へのテンションが低くなったような気がする。【観た時のつぶやき
9.『トロン:レガシー IMAX3D』〜正直、とつてもなく退屈だった、IMAXだったのに…音楽と画の雰囲気だけだと2時間以上はキツイ。物語が陳腐で、しかもこいつらの戦いって、プログラム同士のピコピコな訳でしょ…と考えるととたんに冷めた。【観た時のつぶやき
10.『SPACE BATTLESHIP ヤマト』〜まんが祭り以外で、初めてスクリーンで観たアニメは『さらば宇宙戦艦ヤマト』だった。サントラのLPを初めて買ったのもヤマトだ。アニメージュロマンアルバムはボロボロになるまで何度も読んだ。そんな思い入れから観ると、あの映画、特に古代進を演じた役者は冒涜以外何者でもないと思う。【観た時のつぶやき


 というわけで、2010年のスクリーンでの映画鑑賞は合計165本。お疲れ様でした→おれ。