2010年観た舞台で心が動いた30本!

2010年総仕分け、ラストエントリ(もう3日だよ)。

去年、映画以外も演劇を中心としたステージにも、ヨサゲなものには出来るだけ足を運ぶように心がけたのだが、その中から、珠玉の30本をセレクトして振り返りメモ。観た時系列で並べた。

  • 虚構の劇団『監視カメラが忘れたアリア』@ 座・高円寺〜20年振りに鴻上尚史の舞台を観て、僕の舞台魂に火を着けたとも言える作品。演劇ってやっぱ好きと痛感した作品。それにしても、2010年、何度、座・高円寺行ったのだろう… 【観たときのつぶやき
  • AGAPE store『残念なお知らせ』@ スペース・ゼロ〜演劇はチラシで連鎖する…これはと思う舞台に行き、フライヤーの束を家で吟味し、次に行くステージをピックアップしてゆく、お酒片手に。そんな中、片桐仁目的で観たキッチュさんのAGAPE、面白ござんした。【観たときのつぶやき
  • NODA・MAP『ザ・キャラクター』東京芸術劇場中ホール〜2010年いちばん心震えた舞台かもしれない。過剰な身体性のうちに発せられる、豊穣な記号的な言葉が孕む多重のmeaningが、脳髄で反射的にコダマし、物語がつれづれに重ねられ、大きなウネリへと帰結する、野田の地図の真骨頂!【観たときのつぶやき
  • イッセー尾形『わたしの大手町』@ 日経ホール〜クエストホールのイッセー尾形はずっと観続けてきた。後援会にも入っている。だから、ホームグラウンド以外でのイッセーさんのパフォーマンスは逆に新鮮だ。名作『ヘイ!タクシー』を初めて生で観て感激。【観たときのつぶやき
  • 月影番外地その2『ジェットの窓から手を振るわ』@ ザ・スズナリ千葉雅子の脚本に登場する女って、実在感があって、とても愛しくて、好きだな〜。彼女たちもきっと僕の心に残り続けることでしょう。【観たときのつぶやき
  • 虚構の劇団『エゴサーチ』@ 紀伊国屋ホール〜虚構の劇団もだんだん、成熟してきたと思えた舞台だった。それにしても、鴻上尚史という人は、時代のフックとなる題材を見つけるのが、相変わらず本当にうまいクリエイターだなあ。【観たときのつぶやき
  • カンニング竹山『放送禁止2010』@ 銀座博品館劇場〜結局、何だかんだいって予定調和かよ…放送禁止とか大げさだな…と思った瞬間の最後のドンデン返しに、メジャー(に入るよね?)のお笑いの底力を観ました。【観たときのつぶやき
  • イキウメ『図書館的人生 Vol.3 食べもの連鎖』〜“食”についての短編集〜@シアタートラム〜イキウメはこれからもチェックしなくてはと心から思った作品。映画『僕のエリ』も衝撃的だったが、連作のなかであの上をいく物語を紡ぐ前川の才能が眩しい。【観たときのつぶやき