3月に観た映画8本をランキング


今月もとりあえず月毎に観た映画を個人的なランキングをメモしてみる。

僕が2011年3月に劇場で観た映画をランキング。試写で観た作品は、まだ公開していないものは除いて、逆に以前試写で観て3月公開された映画を加えた。それぞれの作品の自分のTwitterのリンクも貼ってみた。
月当たり10本を割ったのはたぶん久しぶり。地震の影響で、仕事がイレギュラーになったのと、映画館自体も休館や上映回数が減ったことで観たかった映画を何本か見逃した。んで、2011年は合計で今のところ31本。去年は3ヶ月で48本観ていたのにな…

1.『ザ・ファイター』アカデミー賞発表前に試写で観た。つぶやきの予言的中。時間が経ってもう一度この映画を反芻すると、やはりクリスチャン・ベール・オリエンティッドの作品だと思う。ホワイトトラッシュもの全般に僕は弱い。〜デビッド・O・ラッセル監督作品【観た時のつぶやき
2.『トゥルー・グリットコーエン兄弟らしからぬ正統派西部劇。ブリッジスとデイモンを向こうにまわして堂々の演技で受けたヘイリー・スタインフェルドが素晴らしすぎ。そして、隠れた助演賞は河をゆき、闇夜を駆け抜けたアニマトロニクスの馬くんだと思う。〜ジョエル&イーサン・コーエン監督作品【観た時のつぶやき
3.『わたしを離さないで』「17歳の肖像」のキャリー・マリガンよりこっちの彼女の方が好きだ。子役のキャスティングが絶妙で、成長した3人のメインキャストにそのまま感情移入できた。惜しむらくは、この作品のSF要素を映画として見せてほしかった。〜マーク・ロマネク監督作品【観た時のつぶやき
4.『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX Solid State Society 3D』線画アニメ部分の3D化の按配が絶妙。少佐たちの視覚インターフェイスの平行ではないレイヤー分けの立体感と、タチコマが駆け巡る電脳空間の多次元の3Dには圧倒された。〜神山健治監督作品【観た時のつぶやき
5.『ビー・デビル』「冷たい熱帯魚」や「悪魔を見た」系の、とにかく陰惨な切り株殺戮映画と覚悟して臨んだのだが、うーん、ドラマでした…。しかし「母なる証明」の時もそうだったけど、韓国の田舎って、結構何でもありに思えてしまうのは、偏った映画を観すぎだからだろうか。〜チャン・チョルス監督作品【観た時のつぶやき
6.『MAD探偵〜7人の容疑者』よくもわるくもいびつな映画だった。こういった粗い企画とアイデアでとりあえずフィルムをまわしてしまうのも、香港映画の強みだと思う。〜ジョニー・トー/ワイ・カーワイ監督作品【観た時のつぶやき
7.『名前のない少年、脚のない少女』自主制作臭漂う童貞映画と称していた人がいたが言い得て妙。いや、もちろん、いい意味で(^^)この邦題はとても魅力的だと思います。〜エズミール・フィーリョ監督作品【観た時のつぶやき
8.『アレクサンドリア』ずいぶん前に試写で観たのだが、もう、あんまり覚えていないレベル。アメナーバル監督、『アザーズ』とか『海を飛ぶ夢』とか良かったのに、何でこんな、まあ、凡庸な映画撮ちゃったんだろう…〜アレハンドロ・アメナーバル監督作品【観た時のつぶやき