4月に観た映画13本をランキング


5月も後半になってしまったが、今月もとりあえず月毎に観た映画を個人的なランキングをメモしてみる。

僕が2011年4月に劇場で観た映画をランキング。試写で観た作品は、まだ公開していないものは除いて、逆に以前試写で観て4月公開された映画を加えた。それぞれの作品の自分のTwitterのリンクも貼ってみた。
ひと月13本は、最近のペースでは頑張ったものだろう。試写で観たのも2本なので、11本は劇場に脚を運んだとことなる。
んで、2011年は合計で今のところ44本。この時点で60本観ていたのにな…

1.『八日目の蝉』TVドラマ版よりも、そして原作の小説すら凌駕した映画だと思う。濃い目の成島演出が、ぎりぎりのラインでクサくならずに見事に結実した作品。永作さん、あんたスゴイよ…〜成島出監督作品【観た時のつぶやき
2.『イリュージョニスト』アート性の高いアニメで、これほどCGを有効に、効果的に使った作品を知らない。ジャック・タチを彷彿させる手品師の所作に、ショメ監督の職人芸を感じた。得てして成長過程にある少女はかように独善的で、そして魅力的なのだ。〜シルヴァン・ショメ監督作品【観た時のつぶやき
3.『ブルーバレンタインバツイチ野郎としては、身につまされて。おんなって、嫌になると、紙一重の距離で接触を避け、目線を合わさないんだよな…orz〜デレク・シアンフランス監督作品【観た時のつぶやき
4.『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ』ただただ、入江監督の力量を印象づけた作品。かまってちゃんの音楽に、ほとんど興味のない僕が、感動してんだもん。そりゃ、スゴイよ。入江さんに大手のプログラムピクチャ、何か撮ってほしいなあ。〜入江悠監督作品【観た時のつぶやき
5.『婚前特急』吉高ちゃん、オリエンティッド映画!予定調和に陥らなく、ふんばったコメディ作品だと思う。SAKEROCKの浜野謙太って、得がたい面構えだよなああ。〜前田弘二監督作品【観た時のつぶやき
6.『まほろ駅前多田便利軒』<町田>という佇まいの閉塞感と、本当に親友だという、瑛太松田龍平の醸す雰囲気もよい。手をぷらぷらさせて走る龍平に妙なリアリティを感じた。〜大森立嗣監督作品【観た時のつぶやき
7.『塔の上のラプンツェル 字幕版3D』ディズニーの3DCGアニメで初めて3Dの意義を感じた作品。王道のプリンセスストーリーも完璧。ラセター以後のディズニーアニメは本当に復活したね。〜バイロン・ハワード&ネイサン・グレノ監督作品【観た時のつぶや
8.『孫文の義士団』ずいぶん前に試写で観たのだが、あの怒涛のアクションのボリュームには感嘆せざる得ない。ドニー・イェンだけが違う重力の中で舞っているようだった!〜テディ・チャン監督作品【観た時のつぶやき
9.『エンジェル ウォーズ』ザック的妄想の総ざらい。好き。でも、趣味的過ぎ。ツイッター構成作家の楠野さんがおっしゃっていたが、原作なしの処女作は、良くも悪くもどうしても自己言及になる。〜ザック・スナイダー監督作品【観た時のつぶやき
10.『ファンタスティック Mr.FOX』4月は良作ばかり観たからこんな順位になってしまったが、決して嫌いな映画ではないし、ウェスは好きな監督にひとりだ。ストップモーションアニメも悪くない。ただ、キャラに思い入れができなく凡庸な物語。もう一押し欲しかった。〜ウェス・アンダーソン監督作品【観た時のつぶやき
11.『SOMEWHERE』見事に何も描かない感じが荻上直子に似ているかもしれないね、ソフィア。エル・ファニングのその時しか醸さない少女と女の真ん中の艶やかさを鑑賞する映画。〜ソフィア・コッポラ監督作品【観た時のつぶやき
12.『GANTZ PERFECT ANSWER』前編よりはよかったが、あれが<完全な解答>なのだろうか…戦闘能力のラインが都度つど都合良く変化するのでその度に興ざめ。〜佐藤信介監督作品【観た時のつぶやき
13.『ザ・ライト−エクソシストの真実−』サー・ホプキンスの演技が観られるのは嬉しいが、『THE 4TH KIND』と同様のワーナーの<ダマシ>的な内容・宣伝の映画はどうも毛嫌いしてしまう。〜ミカエル・ハフストローム監督作品【観た時のつぶやき