自主制作アニメ『フミコの告白』

サマーウォーズ』の細田守監督をはじめ、激賞されている『フミコの告白』だが、ちょっとじっくり観させてもらった。
 アニメ製作に近い業界に身を置くものだが、そっか、IT革命wってツールとしてはここまで進んでいるんだというのがまず個人的感想。CG加工アプリのRETASが3万円で買える時代なんだとまず実感。作りたい映像がきっちり浮かんでいるアニメを志す若者には本当にいい時代になったと思う。石田祐康監督は<今>をどん欲に利用しつつまだ足りていない。
 カリオストロの城屋根のシーンねと思ってみていたら、当時、宮崎駿監督が技術的に表現できなかったカットになっておよよ。今のアニメの現状を思い知って、ある意味僕らのやってきた仕事は間違っていなかったと、ずいぶん擦れた意味で感動した。
 いや〜、すごいや、ほんと。
石田監督自身のサイト

追記:も一回観たら、「飛び出し坊や」を発見した。