3月に観た映画16本を仕分けてみる

 1月2月と同じ事をしてみた。僕が2010年3月に劇場で観た映画を<仕分け>て、〔何となく〕並べた。試写で観た作品は、まだ公開していないものは除いて、逆に以前試写で観て3月公開された映画を加えた。それぞれの作品の自分のTwitterのリンクも貼ってみた。

1.『息もできない Beathless』〜初期の北野武作品と同じ匂いを多くの人は感じるだろう。剥き出しの感情とコブシと奥底の想いに、胸を震わせずにはいられない。【観た時のつぶやき
2.『プリンセスと魔法のキス』〜ディズニーオリジナル2Dアニメの近年の中での最高作。王道をちゃんと描いたディズニーが、こんなにも感動を誘うことを再認。【観た時のつぶやき
3.『すべて彼女のために』〜フランス映画の底深さを感じる作品。1時間半で「プリズン・ブレイク」を全部やってのけた。面白かったぁ。【観た時のつぶやき
4.『ハート・ロッカー』〜異様な緊迫感と集中力を観る者に要求する映画だ。ビグローのメッセージを僕は半分も掬えていないような気がする。【観た時のつぶやき
5.『マイレージ、マイライフ』〜ハリウッド最後の<お一人様>であるクルーニーが演じることで、この映画の持つ意味は更に拡がったと思う。天使は地上で自分の幸せを掴むことは出来ないんだ。【観た時のつぶやき
6.『シャーロック・ホームズ』〜いろんな意味で既視ポイントたくさんの映画だったが、手堅くきっちりまとめていて、ガイ・リッチーもオトナになったね。【観た時のつぶやき
7.『ブルーノ』〜S・B・コーエンはどこまで行ってしまうのか。いつの日か彼は笑いに殉じてしまうのではないか。しかし、名前を略すと第3のコーエン兄弟のようだ。【観た時のつぶやき
8.『東のエデン劇場版Ⅱ Pradise Lost』〜TVシリーズからのファンとしては物語がちゃんと<閉じた>ことには納得。ただ、1本の興行映画としてはあまりにアンチカタルシスではないだろうか。【観た時のつぶやき
9.『スイートリトルライズ』〜桜っ子クラブからのファンとしては中谷美紀をたくさん観ることができたことには満足。にしても、夫の行動原理がどうも腑に落ちなかった。 【観た時のつぶやき
10.『時をかける少女』〜この時代に奇跡的に成立した、まっすぐのアイドル映画。でもストーリーは破綻してるし、時かけじゃなくてもよくね?【観た時のつぶやき
11.『フィリップ、きみを愛してる!』〜結構期待して観たのだが…マクレガーは本当にウブな乙女のようで可愛かった、ジェダイマスターなのにw【観た時のつぶやき
12.『アイガー北壁』〜観たの、去年の11月かあ。後半の救いのない重〜い展開だけ妙に胸に残ってる。【観た時のつぶやき
13.『ダレン・シャン』〜サーガものらしいので、パート1としてどうしても各キャラが展開するまでのエピソードが長くなってしまうのは判るが…ちょいエグイハリーポッター感はぬぐえない。【観た時のつぶやき
14.『ニンジャ・アサシン』〜世界における日本のニンジャ・イメージを、たぶん正確に描いた映画なのだろうけどさ。あの崖のアジトって、どこだろう?w【観た時のつぶやき
15.『パレード』〜「今度は愛妻家」が良かったので、うっかり行定に気を許した僕が悪かった。【観た時のつぶやき
16.『鉄拳 TEKKEN』〜もう、この手の映画で、とりあえず、お金集めてまわしてくよ、的なフィルムの浪費、本当にやめようよ。必要悪ですらない。【観た時のつぶやき


というわけで、今のところ2010年のスクリーンでの映画鑑賞は合計48本。