情熱大陸 vol.557 若田光一(宇宙飛行士)

 昨夜放送されたものを録画で観る。
 若田光一、3度目の宇宙、3ヶ月以上の宇宙ステーション長期滞在、名実ともに日本人初のアストロノーツですね。
 宇宙飛行士であるためには、閉鎖された極限状態への耐性が問われる訳だから心身共に強靱な健康が要求されるだろうが、1年にわたる取材の中でどれも優等生的模範解答だったことがちょっと残念。まあ、現役の、というかこの瞬間も宇宙滞在中の身だし、いろいろ都合もあったのだろう。
 ともあれ、本物の宇宙空間をバックに流されるシナトラの「Fly Me To The Moon」は格別。コンピュータが8ビットの時代、宇宙に行っていた時のテーマソング。でも考えたらスペースシャトルってその時代からのアップデートの集積だから、そう考えるといろいろ感慨一入だったりする。
 つくばで開かれた元同僚の壮行会で、ほろ酔いの若田さんの後ろの壁に貼られた芋焼酎のラベルが、僕が観ながら飲んでいたものと同じだったのには親近感を覚えました。
 ちょっと検索してみると若田さんの宇宙からのブログがあって驚いた。時代だね〜。写真が素晴らしい、っていうか唯一無二

若田光一 宇宙ブログ

*追記2009年8月1日未明、若田さんは4ヶ月半ぶりに地球に帰還。くしくも彼の誕生日当日らしい。おつかれさまです。