映画『ファイナルデッドサーキッド3D』感想

ZERO-tortoise2009-10-15

 イマジカの立派な試写室で3Dで観た。
 前の「くもりときどきミートボール」もそうだが、この「ファイナルデッドサーキット3D」もそれぞれ今年の夏・秋の全米興収週間1位を記録している。海賊版防止策として3D映画はこれからも益々増えていくだろうし、通常の鑑賞料よりも高い値段設定ができるので、劇場側もオイしいし興収チャートの上位にランキングされやすい。上映時間も短めだから(長時間の3Dメガネには限界がある)観客の回転もいい。ってな訳で3D。仕事の関係で裸眼3Dについて調べたこともあったが、まあそれは別の話。
 若者たちが冒頭恐怖の体験をして、まずは何とか逃れるが迫り来る死神の手からは逃げ切ることができないという、フォーマットを確立した『ファイナル・デスティネーション』シリーズの4作目。フルデジタル3Dの今作でも、<笑ってしまう>惨死の連続はアホなアメリカンティーンのハートをつかんで全米9月2週連続1位を記録したようだ。レーシングサーキットの事故の惨劇から逃れた9人の生存者に死の連鎖がピタゴラスイッチ的惨事で襲いかかる。ほんとにピタゴラスイッチ的シカケなんです。たぶんR指定(内蔵系ドバー)の3D映画として全米歴代1位の記録らしい。ですので、そういうの好きな人観に行って下さい。先端恐怖症の人には恐い映画だよ。

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10月17日(土)新宿ピカデリー他、全国3D公開

飛び出死(トビダシ)注意!
全米ティーン熱狂のショッキングホラーシリーズ最新作が、
驚愕の全編フルデジタル3Dで登場!この超絶恐怖体験に、
あなたはどこまで3Dメガネを外さずにいられるか?!

『ファイナルデッドサーキッド3D』
原題:THE FINAL DESTINATION
監督:デヴィッド・R・エリス
出演:ボビー・カンポ、シャンテル・ヴァンサンテン 他
映画『ファイナルデッドサーキッド3D』公式サイト