映画『釣りバカ日誌20 ファイナル』感想

ZERO-tortoise2009-12-29

 いやいや莫迦にしたものではない。打合せがとんでいきなりヒマになったとき、試写状の日時を見るとドンピチャの時間で「釣りバカ」の試写をやっていたので観た。僕の「釣りバカ」歴は、ハマちゃんの奥さん役が石田えりだった時代にTVでちゃんと観た経験が1.2回というお粗末なもの。コミックも読んだことない。だから、ほとんど<釣りバカバージン>にしてファイナルを観てしまった訳だ。
 きっと年1回この作品を楽しみにしているファンにも楽しめる内容になっているのだろう。また、年数回映画館に足を運ぶ人に対してもバリアフリーな映画で、料金も1000円均一。本当に最後のプログラムピクチャーだと思う。

 オーソドックスな展開に非常に安心感をもってふむふむと観ていたら、後半30分衝撃的な展開に!朝原監督、タダモノではない。20年続けてきたプログラムピクチャーだからこそ、観せることのできる画があるのだ。
 それにしても「釣りバカ」フォーマットだと、吹石一恵すら一塵もエロさを感じさせないのね。

_________________________
2009年12月26日(土)ロードショー

監督・脚本:朝原雄三
プロデューサー:瀬島光雄、深澤宏
原作:やまさき十三、北見けんいち
脚本:山田洋次
出演:西田敏行浅田美代子谷啓三國連太郎松坂慶子吹石一恵塚本高史

公式サイト